上州武尊山スカイビュートレイル終えて

上州武尊山スカイビュートレイルに参加された方、本当にありがとうございました。台風のため、制限時間・競技終了時間が短縮されてしまい、本来なら完走できた方が、途中でレースを止めなくてならなくなり大変申し訳ありませんでした。
辛い決断でしたが、皆さんが帰路も含め安全に大会を終えて頂けるための
苦渋の判断でした。
002006004






この大会は15年前に初めて山を走ることに出会った思い出の地です。
この日を境に私の人生は大きく変わってゆきました。
この大会に多くの方々に訪れて頂き何とも・・・。

大会3日前から一人でコースの最終チエック。
根気のいる、地味な仕事ですが、多くの方々がこのトレイルを走ると
思うと、心がわくわく。
「ここはこのメッセージボードを貼ろう」、「この落木はどけよう」
「ここ迷ううかな、テーププラスしておこう」などなど
想像力を働かせ、やがて走る選手の方々と会話をしながら
これが何とも楽しい作業

優勝は松本大選手。ヨーロッパでの武者修行もあってか
昨年以上の圧倒的な走りでした。何というか風格が出てきましたね。
2週間後にはマレーシアのキナバル山でのレース。頑張れ!

このレースが何故「スカイビュートレイル」なのかはここを走って頂ければ
わかると思います。
15年前にこの景色のなかを延々と続くトレイルの信じられないような
光景に出会ったのが、私の全てのはじまりでした。
私と同じように、この山に感化され、この世界に入ってくる方が
多くでてくれれば嬉しいです。

しかし、今回は台風接近のため、神経をすり減らしました。
正直どっと疲れが出ました。皆さんが安全に帰途についてくれたようで本当に良かったです。
019






 

香港にてセミナー中

TNFアスリートとして招かれ
ただ今、香港にてセミナー中です。
これほどの素晴らしい景観の森がありながら
香港がトレイルランのベストフィールドであることは
意外に知られていません。
P9230226P9230238P9230243






当日60名もの方々においで頂きました。
ナイストレイルではありますが、登りがきついと感じるのは
万国共通。多くの参加者が苦戦。
しかめっつらに
「Yoy must enjoy!」とエールをおくりました。
「楽しむ勇気」の気持ちを香港の方々にもお伝え
できたと思います。
時勢がら訪中に憂慮する声もありましたが
トレイルランの楽しさに国境はないということを
つくずく感じました。
P9230236

 

2012 UTMBを振り返って

あれから1週間がたとうとしています。
多くの方々からお祝いのメッセージを頂き、本当に感謝しています。
ひたすらメンタル的に本当に苦しかったUTMBで最後までしっかりと走り続けることができたことが今回の大きな収穫だったと思います。
ただコースが100kmに変更され、故障後のため5月の始動から、必死の思いで取り組んできたことが完全に表現できなかったことが残念でした。

レース数時間前に、コースが変更されたため出走することをためらいました。
その大きな理由として、モチベーションが一旦ゼロに落ちてしまったこと。
それと、このような魂が入らない状態で臨むことと、100kmという別カテゴリーのレースとなったことで
UTMBという世界が注目するレースで、意としない不当な評価がされてしまうこと

しかし、悩んだすえに出走を決意しました。
一つは、UTMB主催者のポレッティ夫妻への敬意。
もう一つは苦しい状況でも結果を出すという新しい挑戦に再び心をときめくように心を傾けました。

レースは案の定苦しいスピードの展開となりました。
下りでは全力ダッシュのような感覚でないと、集団から離されてしまうような激しい展開。
完全にフィジカル勝負。
「短いから仕方ないよね」って、自分と、今まさにネット上で私を応援する方々の優しい思いも感じながらも。心が折れないように必死に心の中で「このカテゴリーでも結果を出すんだ・・・」
という思いだけが心を支え続けた気がします。
「それが次につながる大きな一歩だ」。
優しい心を持つのは、ゴールラインを超えてから・・。
それまでは何がなんでもメンタルをキープしよう。
そういう意味で大きな価値のあるレースだったと思います。

しかし100km、120kmを越え、究極な状態から
本当の意味でのメンタルが試される領域で勝負したかったということが
心残りです。本当の地獄のなかで、互いの精神の重みを試す旅がしたかった・・・。

でも、表彰台は本当にいいものです。
何位だろうが、この壇上は夢の舞台のようにふわふわと
体が浮いてしまうような・・。それでいてキリッと心が締まるような。
でいて、何でも許せるような優しい気持ちなったり。
UTMBの魔法です。
これもUTMBならではのものだと思います。
本当にUTMBは懐が深く温かいいいレース。
我々はまだまだ多くの学ぶべきことがこの舞台にはあるようです。

最後に、世界中から夢の舞台をおもい来訪したランナーのために、悪天候のため標高2000mを超えないラインで100kmものコースを即席で作成してくれた大会主催者およびポレッティ夫妻に本当に感謝したいです。

IMG_6894



 

 

 

大人の夏休み

週末、安達太良山、吾妻山でOSJトレイルランイベント
かんかん照りの夏の太陽、まるで「な〜つが過ぎ・・・・」のメロディーが
巡るような最高の二日間でした。
これほどの好天に恵まれたのは初めてのこと。
P8040277P8040280P8040248






二日間ともトレイルランにしては、じっくりと時間をつかい
このフィールドを堪能
まさに大人の夏休みといった感じ。
P8040302P8050316P8050315






一日目安達太良山を縦走し、
大好きな泉質の幕川温泉へ
宴席では、あるかたの重大な発表も・・・・。
心から頑張って欲しいと願います。
そんなことで、同じ世代の方が多かったこともあり
夜の語りは様々な方向へ・・・・。

二日目は、一日目を凌ぐ、大快晴
吾妻連峰を進みます。
P8040295P8050332






例えて言えば
一日目は「ワイルドな男トレイル」、
二日目は「メルヘンな女トレイル」といった感じ
美しい湿原風景はまるで童話の世界
P8050329P8050333

 




今回のイベントはジャスト3年前にも実施
※「激走モンブラン 2009」ご覧ください
嬉しいことに、あの時のメンバーにも参加して頂きました。
P8050338






二日間
「3年前はここで、ああした」とか
「あの時とここが違う」とか
3年前も懐かしむシーンがたびたび

私自身も
2012夏を飾るに相応しい思い出になりました。
また、リラックスした時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。









 

久々のおんたけ

おんたけウルトラ100マイル(160km)に急遽出場。
2008年第一回大会いらい4年ぶりのおんたけウルトラ
そして王滝村も4年ぶり、全てが懐かしい・・・。
結果は14時間43分で優勝することができました。
それにしても終始激しい雨が振り続ける悪コンディション。

午後8時にスタート。夜明けまで9時間以上、雨の振り続ける真っ暗な山中を進みます。100マイルは100キロのコースを幾度かループするコース。
今回は、6月ウエスタンステイツを体調不良でキャンセルしたため
UTMBに向け、100マイルに耐えうる心と体を試すべく急遽エントリーさせて頂きました。UTMBまで僅か7週間、身体に十分な刺激をいれながらも、絶対に故障はできない、体の芯に入ってしまうような疲労が残ってはだめ
難しい走りが要求されます。
夜の森は、いろいろな動物の宝庫。「きゅん、きゅん」、「ぴーピー」
いろいろな鳴き声が。キーンという高周波音は一体なんだったのでしょう。
独走状態だったので人恋しい。エイドでスタッフに会えるのが嬉しい。
朝までが待ち遠しい・・・。
100マイルの時いつも思うのだが
最初の3時間は長く感じるが、それをすぎると体全体が走ることに同調するのか
時間の経過が早く感じられる。40kmが3時間18分、80kmが6時間57分、100kmが8時間38分。体調は悪くはない。下りでの捻挫、腱・靭帯がらみのトラブルがおきないように慎重に進みます。
走りながら3週間前に行われたウエスタンステイツで14時間40分台の新記録を出したティム・オルソンのことが頭によぎる。あの日も激しい雨だったとか・・・。
長い夜が明け、辺がうっすらと白みへじめてきました。
しかし、雨は相変わらず続きます。霧が濃すぎてルートが不明瞭
朝焼けの美しい御嶽山を待っていたのにショック。
あと40km。さすがに体がきつくなってきます。
体全体をつつむ倦怠感、脚の痛み。
「この状況を敢えて楽しむんだ」、こう思うと不思議と体が楽になるのは
今までに何ども感じていること
景色が見えないために、延々同じところを走っているような苦しい展開
競う相手もなく、ひたすらに様々なことにたいして自問自答。
「走る坐禅」。まさにそんな感じでした。
苦しくもありながら、途方もないような長い時間を動き続けることの快感
この不思議な感覚がウルトラトレイルの魅力なのでしょうね。
150kmを越え、久々に100kmの選手の方々と合流。いつもセミナーに来てくれる皆さんとも会えたりと、人と一緒に走れる喜びを改めて感じました。
久々にいい感覚で走ることができました。
最後に、国内で100マイルを走れる機会を頂いたことに感謝感謝。
ありがとうございました。

※2008年 第一回大会ともに優勝した小川比登美さんとレース後
4年前を振り返り談笑。小川さん今回も優勝しました。

P7150222

 

 

 


 


 

 

LINK
鏑木毅Official Web Site
鏑木毅の公式サイト。セミナーの情報やマスメディアなどへの出演情報をお知らせいたします。
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ