志賀野反トレイルレースミーティング

野反湖先日、原宿で6月29日に開催される志賀野反トレイルレースの説明会に参加させて頂きました。

平日とあって、スーツ姿のサラリーマン風の方が多く参加されていました。特に女性がとても多く、改めてトレイルランニングの人気を痛感させられました。平日にふらっとこのようなイベントができることはとても新鮮に思えました。

このレースは、3つの点でとても画期的なレースであると思います。1点目は「ワンウェーコース」であること。2点目は標高2000mの稜線を走るレースであること、3点目はかつてないほどの山深い山域で開催されるということです。レースディレクターの滝川氏の発想の斬新さと行動力に改めて頭が下がる思いです。

「レースというよりは、旅だと思ってください。」ミーティングの最後に滝川氏が言った言葉が印象的でした。

このレースが、今後の日本のトレイルランニングレースの一つの規範を示すとともに、レース自体のあり方の転換点となるような予感がします。

 

 

松本大という男

スペインの思い出赤城トレイルレースの優勝者は「松本大」。2位に信じがたい大差をつける優勝だった。

松本とは5年来の練習パートナーであり、年の離れた弟のような存在。いつも明るく、陽気な性格なのでとても付き合いやすく、合宿などでは夜長いろいろなことを語ってきた仲。

彼とであったのは、彼が16歳の時。そして18歳のころから一緒に走り始め、富士山をはじめ、全国のいろいろな山で一緒にトレーニングを積んできた。クレイジーな練習もしたり、辛いこともあったが、正直楽しい思い出の方が圧倒的に多い。温泉マニアの私の個人的な趣味も半ば強制的に押し付けてしまった(本人もまんざらでないと思っていると勝手に考えているが・・・)。ちょと放浪癖のある彼の旅話がとっても面白く、毎回旅から帰ってくるのが楽しみだった。

松本も、子供だと思っていたらいつの間にか、今年から社会人になった。仕事の競技の両立はいろいろな意味で本当に難しいことだということは、既に私が言う前に感じているようだ。是非、うまくやってけるよう頑張って欲しいと思う。

松本には、トレイルを速く走るための全てを伝えてきたつもりだ。

最近は自分の生き写しのような気がする時がある。

人間はやがては衰えるもの。自分の理論が正しかったのか?。そして自分の精神を引き継ぐ人間をつくりたいと思うのはある意味本能なのかもしれない。

今後、トレイルラン界のレベルアップは間違いない。松本には来るべき超スピード時代に対応できるよう、そして私が見ることができなかった世界も見て欲しいと思う。

※写真は2006年のアンドラスカイレースの際に立ち寄ったスペインバルセロナの夜のこと。

 

赤城トレイルレース盛況

赤城トレイルレース、好評のうちに終了しました。選手・スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。皆様にとってこのレースが良い思い出になればと思います。

私は事情により今回は、ミドルコースを走り終え、すぐに帰らざるを得ないこととなりましたが、別の意味でレースを十分楽しむことができました。今回はゆっくりとレースを楽しませて頂き、本当に貴重な体験ができました。

今回、注目したのは3点、一つはレース序盤の渋滞、二つ目は多くの選手がレースをどう走っているのか、そして三つ目は女性トップランナーの走りはどういうものなのか?。トレイルランを語る立場にありながら正直に言ってしまうと実は、これらのことを映像などでは見たことはあるものの、実際に見、経験したことがありません。そういった意味でも貴重なレースとなりました。

渋滞については、序盤3kmのロードがあったためか、それほどひどいものではなかったのではないのかなと認識しました。さすがに鍋割山への急登区間では発生したものの、レース結果を大きく左右する致命的なものではなかったと思いました。そういった意味では、コース設定と人数のバランスは良かったのかなぁと思いました。

私にとって予想外だったのは、多くの選手が自分が思っていた以上に「追い込んで走っている」ということ、多くの選手がある程度余裕を持ちながら走っているのかと思っていたのですが、時にはトップレベルの選手以上にプッシュしている方もいるなどとても新鮮に感じました。

今回、最も印象深かったのは、女性のトップランナーの走り。何名かの選手の後ろにつかせて頂き、観察させて頂きました。前から思っていたのですが、男性に比べ筋力がない女性のトップランナーが男性顔負けに走れるのは何か学ぶべきスキルやメンタル的なものがあるのではないのかなと考えていたのですが、予想はズバリ当たりました。終始、「なるほどだから速く走れるのか」と感心させられる点が多くありました。この辺を詳しくお話しするととても長くなってしまうので端的に言うと「走りがとても基本に忠実。そして様々な点で無駄がない」ということ。不信に思わせてしまいすみませんでした。

赤城は私の日ごろの練習フィールド。いわば庭みたいなものです。いつも走りながら「ここでレースができたらいいのに・・」といつも思っていました。まるで、自分の好みのラーメン屋を多くの人に紹介したいというような感覚、そして「ね。おいしいでしょう」と言ってみたいような感じ。

是非皆さんレースだけでなく、週末走ってみてください。本当にお勧めです。  走りがクール鍋割稜線

 

 

 

 

きれいなレンゲツツジ鍋割のぼりにて                                         

赤城

P1010021すみません。暫くぶりの更新です。何とか生きています。

いろいろありまして・・・、ようやく腰を据えてブログを書ける時間がとれました。

本日は、赤城トレイルレースの講習会に参加させて頂きました。トレランは楽しいですね。講師をさせていただき、話をしながらつくづく思いました。

赤城のフィールドは、私が常日頃好んで走る山、いわばホームグラウンドです。とにかく景色が良く、爽快なトレイルが続きます。是非、一度おいでください。

赤城のレースも今回で2回目、実に参加者は200名程から、一気に800名に増えました。講習会の方も昨年の30名程から、今回は100名を越える方々のご参加を頂きました。とにかく、コースが素敵なレースですので、是非一度参加してください。

写真は、コースの一部、鍋割高原です。レンゲツツジが素晴らしいですよ。

 

 

多様な価値観

ヨーロッパのレースに出場するといつも思うことは、欧米の選手は真に人生を謳歌しているということ。

「文化の違い」、「雇用慣行の違い」からなのか。私には日本人の生き方が貧困に思えてならない。

40歳を目前にして、限りあるプライベートの時間の全てを走るという無為と思われている行為に情熱を傾ける自分は、傍目には「変人」と思われているようだ。

「変人」であることに厭いはないが、多様な価値観を持った人間がいることを認めて欲しいと思うことがたびたびある。

他人に自分の価値感を押し付けることは絶対にしたくない。しかし、一律的な価値観で自分の自由な心の領域を侵されることもされたくない。日本人であり続ける以上、この葛藤はずっと続くのだろう・・・

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