September 2008

極寒の菅平〜スカイライントレイルランレースお疲れ様でした〜

2日間にわたるトレイルランイベント。「菅平スカイライントレイルランレース」本当にお疲れ様でした。しかしとても寒い二日間でしたね。寒さに弱い私にはとてもこたえました。

プログラムにも記載されていたように今回のレース開催に際しては大変な葛藤があったようですね。途中、途中にあらわれる心温まる「手作りトレイル」はその葛藤を印象づけるものでした。走りながらそのご苦労を直に知り、心打たれました。しかし、全体を通してトレイルは天然そのもの、景色も最高に良かったですね、特に北側山稜の絶景モードと南側山稜の樹林帯モードのコントラストはとても印象的でした。このレースは今後、相当に注目されるのではないでしょうか?残念だったのは一部コース表示が不明瞭だった点、コース中に距離表示があれば良かったかなぁと思います。しかし、きっと来年の大会はこれらの点も改善され、もっともっと素晴らしい大会になるのは間違いないと思います。大会にあたったスタッフ、ボランティアの皆さん素敵な大会をありがとうございました。

一日目の講習会の時にお伺いしたところ、今回のレースは初心者の方がとても多かったようですね。初めてトレイルレースに出られどんな感想を持たれたでしょうか?「気持ちよかった」、「自然を満喫できた」、「足場が悪かった」、「上り、下りがきつかった」、「転んで怪我をしてしまい辛かった」、「スタミナ切れをおこし、意識が朦朧とした」。良かった、悪かったいろいろな感想を持たれたと思います。トレイルレースはロードレースとはずいぶんと違うものだなとつくずく私は思います。運営などが一見似ているので、ロードレースに出るような感覚で出場される方もいらっしゃったと思いますが、これはとても危険だなと思います。今回走られた皆さんはお気づきになったと思いますが、トラブルなく(トラブルに見舞われながらも)ゴールに戻ってくること、それ自体が本当に大変なことなのですね。自分を知らなければならない、そして自然(コース、天候など)を克服しなければならない、正直、レースという名の競争をする余地などあまりない(一部のトップランナーは除きますが)。トレイルでの自分の力を知り、その一段下のレベルでレースを進めることがとても重要だと思います。そして一段下のレベルにしたことによる「余裕」は是非、素晴らしい自然を堪能し、そしてその中を走ることへのエネルギーに是非使って欲しいのです。これができるランナーこそが、真の意味での「トレイルランナー」なのではないのかなと思います。苦しかったレースをされた方、次回はきっとその苦しさは半減するはずです、そしてその次のレースではきっとトレイルを走ることの本当の楽しさを経験できるはずです。

※今回はレースに出場する予定ではなかったのですが、前日見た、四阿山、根子岳があまりに素晴らしく見えてしまったので、無理を言って急遽走らせて頂きました。本当に楽しく走ることができました。ありがとうございました。

 

講習会お疲れ様でした。

本日のトレラン講習会お疲れ様でした。天気はあまりはっきりせず、ちょっと残念でしたが、皆さん怪我もなくホットしています。本当はもっといろいろとお伝えしたいことがあったのですが、あまり時間も無く残念でした。それとすみません口下手なのでうまく伝えられなくて・・・

恐らく、レース当日は御岳山あたりから、今まで感じたことのないような疲労を感じることになると思いますが、そこからは是非気持ちでカバーしましょう。それと一番大切なこと。是非ハセツネ当日にベストコンディションで臨めるよう体調管理に注意してください。最高の走り、そして最高の思い出となるといいですね。お祈り致します。

クロスマウンテンマラソンin王滝

おんたけクロスマウンテン086「気軽にレースに出たい」、「レースで思いっきり遊びたい」。前々からの願望でした。勝負は全く気にせず、前々日には北アルプスのロングトレイルを堪能。何のプレッシャーもないレースの何と楽しいことか・・・終始にやにやしなが走り続けました。「レースを楽しむってこんなことなんだ」。これはやめられないです。レース中べらべら話しかけてすみませんでした。

写真:OSJトレイルレース年間チャンピオンに輝いた渡辺さん。トップクラスでは唯一僕より年上の選手なんです。内心「渡辺さんに獲得してほしいな」と思っていたので、本当に嬉しい限りです。※渡辺さんあのベンチどうされました?(笑)

 

 

モンブランの思い出 〜心優しきトレランヒーロー〜

モンブラン 088本当に勇気付けられるたくさんのお便りありがとうございます。苦しかったレースを思いながら徐々に沸いてくる感動を少しずつかみ締めています。本当に苦しいレースでしたが、努力は必ず報われるといことを改めて実感することができました。

さて、モンブランのレースが終わった夜に、スタッフの皆さんと慰労会を行い、ほろ酔い気分でシャモニの街中をふらふら歩いていると、後ろからトントンと私の肩をたたく人が・・・、振り返ってみると、何と今回、準優勝のネパールのダワ・シェルパ選手が・・・。「どうしたの・・」思わず日本語で。どうやらシェルパ選手もどこかで一杯やった帰りのようです。

レース直後に、「本当によくやった」と労ってくれたり、記者会見の場でも常に気遣いしてくれました。同じ年代、そして同じアジア人ということで、とても親近感を持って貰っているようです。シェルパ選手はヨーロッパのトレラン界ではスパーヒーロー。絶大な人気を誇っています。

彼に少しでも近づけるよう頑張らなければ・・・

 

ツール・ド・モンブラン!!

モンブラン 031ツール・ド・モンブラン4位入賞を果たしました。皆さんの応援のおかげです。今までサポート、応援して頂いた皆さん本当に本当にありがとうございました!!

正直、まだ信じられないというのが率直な感想です。レースは自分らしい後半型で追い上げる理想的なパターン。自分が上位に入るにはこのパターンしかないと思い、それがばっちりはまりました。終盤には、自分のスタミナに酔いしれながら感動のレースを終えることができました。

それにしてもこのレースは何と素敵なコース、応援、スタッフなのでしょう。トレイルレースの完成形を見たという感じです。

最後に、夜通しサポートして頂いた、三浦さん、今さん、須藤さん、柏倉君、亀田君、本当にお疲れ様でした。本当にエイドごとに何と励まされたことか。皆さんのパワーいただきながら、166kmという果てし無いトレイルを走りきりことができました。本当に本当にありがとう。

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