July 2011

万座トレイルラン紀行〜UTMB対策セミナー〜

週末お疲れさまでした。
今回のトレイルラン紀行はUTMBに絞った内容でした。
講義の時間が少々長めでしたが皆さんいかがだったでしょうか?
一日目は土砂降りのなかでのラン、コースセミナー、医学的見地からの胃腸保護対策(円谷先生ありがとうございます!)、そして夜の検定試験!?
二日目は装備・レギュレーション・トレーニングに関するセミナー、そして最高のトレイルラン日和、短い時間でしたが楽しい時間でしたね。
よかったには、初めての方同士が仲良くなっていただいたのが
私にとっては本当に嬉しく感じました。
お風呂での皆さんとの語らいなどのなかで、皆さんの本音や不安などを
お聞きできるなど、是非ともそういったことも今後に生かしてゆきたいと思います。
UTMBまであと少し、今回のセミナーでのことをうまく本番に生かして欲しいです。
そして「楽しむ勇気」で、夢の舞台を踏みしめて欲しいです。

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ウエスタンステイツ100走りの記憶

2011ウエスタンステイツ100から1週間が過ぎようとしています。
自分自身の記憶の整理もかね、レースについて記したいと思います。
2009年大会の準優勝からか、今回のレースへの期待が周囲の期待の
大きさは自身ひしひしと感じていましたが、
故障のため強度の高いトレーニングができないことによる準備不足や
WS100史上最高レベルの選手が集うことから、かなりの苦戦は
当初から想定していました。
しかし、今回のレベルは高かったです。
参考までに以下に出場した選手の紹介です。
Geoff Roes(ジェフ)
前回の優勝者、とにかくしぶとい選手です。日本人的な根性を感じます。サンフランシスコ50マイルでそれを痛いほど感じました。
Kilian Jornet (キリアン)
いわずと知れた世界チャンピオン、UTMB2連覇
Ian Sharman(イアン)
史上初の100マイル12時間台を出した選手。これから出てくる選手。
Hal Koerner(ハル)
WS2連覇、あのハルコナーがかすむほどレベルが高かったです。
 Jez Bragg(ジェズ)
2010代替UTMB優勝者。彼はしぶとい、手ごわい、隙がないです。
Dave Mackey(デイブ)
100KM〜50KMの出場レースのほとんどで優勝。実力は癸韻蕕靴い任后
Mike Wolfe(マイク)
2010代替UTMB準優勝者、50Kのトレイルコースを3時間20分台で走るなど
実は最もマークしていました。
Nick Clark(ニック)
ねばり強い選手です。これから出てくる選手。
Anton Krupicka(トニー)
とにかく一度一緒に走りたかった。残念ながら今回は欠場

今回は残雪のため序盤はスノーコースに変更。
正直、自分にはあまりこのコースは向いていませんでした。
どういう訳か奥宮選手と沁選手(2006ハセツネ優勝)としばらく一緒でした。
結果的にはここでのタイム差が致命的なものとなってしまいました。
中盤以降はひたすら抜きの展開。いろいろな選手を観察できまた
コミュニケーションがとれ、これはこれで良い経験になりました。
正直100kmまでは、準備不足の不安もあり抑えめなペースであったため
エイドごとにいろいろな方とコミュニケーションをとるなど、100マイルで初めて
心地良く走れた感がありました。
WS100はペーサーがつく100KMからは別のレースになります。
多くの選手がペースアップ、抜きつ抜かれつの激しいチェイスが繰り返されます。
かなり刺激的。「
100マイルでこんなスピードはないだろう〜」
というくらいにペーサーにぐいぐい引っ張られます。
このへんから、時間の感覚が変になり、意識が時折飛んだり、レースとは全然関係ないことが頭に浮かんだり、脳の疲労のようなものを感じてきます。
きついのは間違いないのですが、何とも言えぬ陶酔感のようなものを感じながら走ります。
ペーサーのマークさんと2度目。最後の急坂を彼の大声で励まされながら上り
ゴール。16時間4分、5位。40歳代の記録を大きく更新できました。
かなり現時点の力は全て出せたと思います。納得のレースでした。

強度の高いトレーニングができなかったぶん、スタミナにはかなりの自信が持てました。最終版でも「俺どうして疲れてないの?」と思うほどでした。皆さんと走った冬場のOSJ上級セミナーの効果です。
講師も鍛えられました(笑)。

しかし、レベルの高い選手とのレースは、本当に刺激的でした。
高速コースのため、モンブランとはまた違った収穫がありました。

今回の上位選手のほとんどが2ヶ月後のUTMBに出場するようです。
ヨーロッパの強豪が加わり、UTMBもウルトラトレイル史上最高のハイレベルな
レースになりそうです。







 

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