本日、観光庁長官より「スポーツ観光マイスター」に任命されました。
これは、スポーツで日本の観光を盛り上げるアンバサダーとしての役割を担うもので、トルシエ元日本監督、スキーの荻原健司さんなどが既に任命されており、今回はマラソンの有森祐子さんと一緒の任命となりました。
私のようなトレイルランという新しいスポーツからのこのような異例の選出は、
来年のウルトラトレイル・マウントフジや今後も引き続き展開してゆきたいと思っているトレイルランイベントを通しての山村地域の振興などなどの取り組みに対する
期待値も込めてのことなのかなと思っています。
これからも、参加する方も、地元も、主催者も皆がわくわくし、ハッピィーになれるようなイベントに携わって行きたいです。
今後もこの職の名に恥じないよう頑張ってゆきたいと思います。
November 2011
阿讃山脈縦走路トレイルランレースにご招待いただきました。
レースの舞台、阿波(徳島県)と讃岐(香川県)の県境であり、分水嶺の山、阿讃山脈はおそらく参加者のほとんどの方が、初めて訪れるフィールドだったと思います。
主催者の方からコースについて「う〜ん、何といえばよいか・・・」と、どこか不安げな
メッセージをいただいておりましたが、走ってみれば、日本の原風景のような静かな
優しい感じの森。確かにこのトレイル、一瞬、日本のどこを自分が走っているのだろうかと不思議に思えるようなコース、ふかふかの極上トレイルでした。
脚には優しいトレイルですが、初心者の方々にはアップダウンが目立つ少しハードな印象だったかもしれません。でもこういうコースはとっても貴重。多くの方々に訪れて欲しいです。
レースは土曜日なので、完走後はゆったりとした気分で後夜祭。
地元の特産品にお腹は大満足。うどんが特においしかった・・。
翌日は、さらにマイナーな阿讃の未開のトレイルへ。ここはツアーでなければ
いけませんね。ここは一体どこというほどに山深いです。
レース後の疲れた脚には優しいふかふかのトレイル。
でもレースの疲れもあり、皆さん体はかなり重い感じ、
走れない身体だからこそ、ゆっくり目のペースで紅葉のトレイルを楽しめたのではないでしょうか?
しかし、トレイルも含め、開催地のまんのう町はいいですね、時が止まったかのような静かで、懐かしい感じのす山村風景に癒されます。
香港のトレイルウォーカーにTHE NORTH FACEアジアの選手として出場しました。
4名一組で100kmを走るこのレース。このレースはトレイルランが盛り上がっている香港で最高レベルのレースで、1000チーム、4000名が参加します。結果は優勝チームと2分差の2位、途中、20分近くあった差を最後は僅差にしてゴール。チーム最高順位、最高のできでした。
ちなみに優勝は中国の人民解放軍の兵士たち。数多くいる兵士から選ばれた
このエリートランナー達は本当に強かった。大きな賞賛を贈りたいです。
自身初のチームレース。4名が均等に力を出し切るために、体力に余裕がある選手が、力のない選手をロープで引きながら走るという過酷なもの。
コースも香港というイメージから割とイージーかとおもいきや、いやいや激しいアップダウンの連続。私は50kmを過ぎたあたりから、経験の浅いクレイトン選手を引つずけました。彼は凄かった。失神するほごキツイはずなのに、人のペースに無理やり合わせられても頑張り続けるファイトに心打たれました。
いつもは、ソロのレースですが、喜びを共有できるチームレースもいいです。
チームをうまくコーディネイトしたライアン、香港NO1で常にチームを鼓舞し続けたストン。本当にいいチームでした。
また機会があれば出場したいです。本当にいい経験でした。
※クレイトンはゴール後倒れ、医師の処置を受けています。ちょっと容態が気がかりです。
本日、神流マウンテンラン&ウォーク無事終了いたしました。
全国から多くの方においで頂き本当に感謝しております。
ありがとうございました。
あいにくの雨模様でしたが、そんなことをほとんど感じさせない
皆さんの熱気、体一杯感じていました。嬉しかったです。
皆さんの必死なゴールの姿は、今年のUTMBでの私自身のゴールでのことを思い出し、胸が熱くなりました。
地元とランナーが一体となった新しいスタイルのイベント、
そして日本一温かいレース運営を掲げ、ここまでやってきたことが
少しずつかたちになってきたなという気がしています。
今日は雨でしたが、晴れている時の景色は素晴らしいです。
ぜひまたこの地に訪れて欲しいです。
ここまで関わって頂いた全ての方に感謝したいです。
本当にありがとうございました。
来年も今年を越えるようないいレースにしたいです。