ヨーロッパのレースに出場するといつも思うことは、欧米の選手は真に人生を謳歌しているということ。

「文化の違い」、「雇用慣行の違い」からなのか。私には日本人の生き方が貧困に思えてならない。

40歳を目前にして、限りあるプライベートの時間の全てを走るという無為と思われている行為に情熱を傾ける自分は、傍目には「変人」と思われているようだ。

「変人」であることに厭いはないが、多様な価値観を持った人間がいることを認めて欲しいと思うことがたびたびある。

他人に自分の価値感を押し付けることは絶対にしたくない。しかし、一律的な価値観で自分の自由な心の領域を侵されることもされたくない。日本人であり続ける以上、この葛藤はずっと続くのだろう・・・