スペインの思い出赤城トレイルレースの優勝者は「松本大」。2位に信じがたい大差をつける優勝だった。

松本とは5年来の練習パートナーであり、年の離れた弟のような存在。いつも明るく、陽気な性格なのでとても付き合いやすく、合宿などでは夜長いろいろなことを語ってきた仲。

彼とであったのは、彼が16歳の時。そして18歳のころから一緒に走り始め、富士山をはじめ、全国のいろいろな山で一緒にトレーニングを積んできた。クレイジーな練習もしたり、辛いこともあったが、正直楽しい思い出の方が圧倒的に多い。温泉マニアの私の個人的な趣味も半ば強制的に押し付けてしまった(本人もまんざらでないと思っていると勝手に考えているが・・・)。ちょと放浪癖のある彼の旅話がとっても面白く、毎回旅から帰ってくるのが楽しみだった。

松本も、子供だと思っていたらいつの間にか、今年から社会人になった。仕事の競技の両立はいろいろな意味で本当に難しいことだということは、既に私が言う前に感じているようだ。是非、うまくやってけるよう頑張って欲しいと思う。

松本には、トレイルを速く走るための全てを伝えてきたつもりだ。

最近は自分の生き写しのような気がする時がある。

人間はやがては衰えるもの。自分の理論が正しかったのか?。そして自分の精神を引き継ぐ人間をつくりたいと思うのはある意味本能なのかもしれない。

今後、トレイルラン界のレベルアップは間違いない。松本には来るべき超スピード時代に対応できるよう、そして私が見ることができなかった世界も見て欲しいと思う。

※写真は2006年のアンドラスカイレースの際に立ち寄ったスペインバルセロナの夜のこと。